合格への越冬まえにもう一度復習です 🙂
公立高校入学試験について
平成28年度、「基礎的・基本的な知識・技能を問う問題と、思考力、判断力、表現力等を問う問題及び言語活動を重視した問題とをよりバランスよく出題」の改善が図られました。
平成30年度入試より、さらに改善することが公表されました。
「思考力、判断力、表現力等を問う問題及び言語活動を重視した問題をより一層充実」
◆大きな改善点
①時間
国語、数学、社会、理科が45分から50分に変わります。
英語は50分(リスニングテストを含む)から55分に延長します。
②英語
英語が5教科の中で一番大きく変更される可能性が高いです。
リスニングテストが10分から15分に増えます。筆記テストは40分のままで行われます。
リスニングの配点が17・18点だったものが20点に増えます。
おそらく、出題のされ方も異なるはずです。
全く形式を変えることはしないと思われますが、今までの問題に、新しい問題を加える形で問題数を増やしてくる可能性が高いと思います。
数学の追加問題(第4学区外ですが。。。)
筑紫丘・明善・嘉穂の理数科で実施されていた数学の追加問題が廃止されました。
その他変更点
学力検査とは異なる部分の変更点をまとめています。
特別申請書
通常の方法で受験することが難しい人は特別措置申請書を提出しなさいとだけしか書かれていませんでしたが「身体の障がいや発達障がい等のため」という表記が加わりました。
なお、特別措置申請書は2017年12月8日までに志願予定の高等学校長に提出する必要があります。
追選抜(インフル追試)
公平性確保、日程的なこともあり今までは実施されていませんでしたが、平成30年度入試からインフルエンザなどで受検できない場合(30年度は3月7日)は追選抜を受検することができるようになったようです。
追試の内容は小論文・面接だけで、英語・数学・理科・社会・国語の問題が課されないとのことです。
ただし、小論文・面接は複数人によるとしても、主観がはいるので、公平性で少し問題点が。。。
福岡県によると、推薦入学も同じ「小論文・面接」だけで合否を決めているから学力の判断はできると言っているみたいですが、一般入試と推薦入試は異なります。
実力テストが苦手で定期テストで高得点が取れる人にとってはチャンスです。
とはいえ、追試を受けるのは不安になるはずなので、どうしても試験を受けられないひどい場合を除き、追試を受けようとする人はいないと思います。
試験問題を見れば、その高校を受験する人ならどれくらいの点数になるかは予想できるはずなので、追試でも5教科を受けたほうが不公平感ないはずです。
なお、追選抜の受検を希望する場合、平成30年3月7日(水)正午までに中学校長を通じて志願先高等学校長にその旨申し出る必要(医師の診断書を必ず提出)があります。